こにゃんの森エネルギー研究会

研究会の活動内容

  • ペレット中心の再生可能エネルギーをつくる
  • 地域の環境・経済・雇用・エネルギー問題の解決につなげる
  • 木質ペレット燃料や薪に関する理解を深める
  • 生産・販売・利用のシステムを無理なく導入するための活動を行う

製材や建築工事を行うことで生まれる端材。山の手入れの間伐材や、林地残材。これらは、今までほとんど活用されることなく、捨てられていました。

しかし、木材は粉砕・成形することで、バイオ燃料である木質ペレット燃料に生まれ変わらせることができます。

私たちが目指しているのは、環境にやさしい燃料、ペレット中心の再生可能エネルギーをつくること。そして、地域の環境・経済・雇用・エネルギー問題の解決につなげること。「ゆるやかにつながる環境ビジネスネットワーク」として、木質ペレット燃料や薪に関する理解を深め、生産・販売・利用のシステムを無理なく導入するための活動を行っています。


研究会ができた経緯

  • 2016年6月
    「こにゃんの森エネルギー研究会」誕生

    環境に優しい
    再生可能エネルギー
    つくっていこう!

    • 再生可能なバイオ燃料である
    • 「木質ペレット」の活用

湖南市にある山本材木店では、今まで端材のほとんどを焼却処分していました。しかし、それではあまりにもったいない。何か有効活用する方法はないかと試行錯誤する日々が続きます。

悩みのタネは、端材の処分方法だけではありません。放置森林は、年々増加傾向にあります。森には、水源かん養(すいげんかんよう)と呼ばれる様々な力があることをご存知でしょうか。(参考リンク:水源かん養機能)

例えば、整備された森林土壌を雨水が通過することにより、水が浄化されます。良い森は、水を蓄え洪水などの被害を最小限に抑えてくれます。しかし、間伐などの手入れが行われず、放置されている森林にはこれらの効果は期待できません。

また、化石燃料や原発によるエネルギーだけに頼る危うさ、地球温暖化問題なども、見逃せない問題です。

解決方法を模索する中、私たちが出した答えは、再生可能なバイオ燃料である「木質ペレット」の活用でした。環境に優しい燃料を生産し、ペレット中心の再生可能エネルギーをつくっていこうとの思いから、賛同者が集まり、2016年6月に「こにゃんの森研究所」が誕生しています。